春には雨を 和尚には沢庵を ハルサメアン
春雨庵
柿の夜語り
2009年 11月 26日 (木) 02:40 | 編集
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帰宅すると、エントランスに柿の実が転がっていた。
たったひとつ、ずっしりと艶やかで、静かだった。
なんで。



最終の日比谷線に乗り込むと、近くの席でお兄さんが読んでた本に、ぱっと目がいった
「どうして書くの? 穂村弘対談集」
あああ!そのほん!わたしも読んだよ!!こないだ!

お兄さんから1メートルほど離れたドアにもたれて、文庫を取り出す。
気に入っているブックカバーをむしりとりたい衝動に駆られる。

ねえねえわたし「本当はちがうんだ日記」読んでるんですよ今(2周め)
うふふ、仲間ですねえ、奇遇ですねえ

とは、言わずに、お兄さんの革のスニーカーをなんとなく見た。


偏愛はなはだしい。





今日のお弁当の注文。

こないだ

エビチリ、麻婆豆腐、回鍋肉

だったのを、

エビチリ、麻婆豆腐、チンジャオロース

に変えてみた。


社長に、何頼んだか聞かれてこの3種を答えると、
満足そうにうなずいてくれたものの、どれがお気に召したか分からなんだ。
(いそがしかったので、選ぶところを見ていなかった)


結果的には、チンジャオロースが一番に売り切れた。
逆にエビチリが余ったので、念願かなって食べることができた。

おかずの人気って何で決まるんだろうなあ。奥深し。





こないだから、あたらしいキーボードを使っている。
Appleの現行モデルは、うすーいパンタグラフのものしかないらしい。
これ、MacBookのやつと同じ?

薄くてうつくしいんだけど、とにかく押し心地も薄いんだよな。
わたしは、仕事では、ガシュガシュたたけるほうが好きでした。
でもコーヒーひっくりかえしたわたしが悪いんだもんね。。
わたしの打鍵音は多分うるさすぎるから、これでよかったんだ・・・

多分、歴代キーボードで一番すきだった、あの、白いApple純正キーボード。
だいすきなのに、だめにしてごめんなさい、キーボードの神様。





診察室で、母よりも少し年上とおぼしき女医さんが、尋ねた。

「ここ2ヶ月くらいで、ストレスとかありませんでしたか?」

1個もないといえばなくて、20個くらいあるといえばあるんだけど、
心当たりとして、ここ2ヶ月くらいの退社時刻を伝えた。

縁なしの眼鏡をかけた穏やかそうな女医は、
ああ、それだわねえ、と、納得したように相づちを打ち、
ぶつぶつと声に出しながら、電子カルテに打ち込んでいった。

「仕事が多忙、というより、過激・・・」

わたしよりたいへんなひとはたくさんいるのに。






2000年のインターネット。

うちにはたぶん2代目のMacがあって、OS7.6くらいがぶんぶん動いていた頃。
ぴーーーがりがりがりがろろー と言ってダイアルアップ接続をしていた頃。
ネットスケープで好きなバンドの掲示板に詰めて、わけもわからず遠方に友達を作った。
ノストラダムスをうっすら信じていたのに年は明けて、わたしは高校を受験した。

いま、
検索にぽろりと引っかかった10年前のログは、こつぜんと現れた遺跡みたいだ。
所属歌誌の現在のサイトには、たぶんリンクが張られていない。
古いサーバにちゃんと階層が残っていて、テキスト化されたバックナンバーが読める。

HTMLで書かれたそれは端正なレイアウトを保ち、色づかいも好感がもてて、
10年たった今も、すごく読みやすかった。
知っている名前がたくさん出てくる。貴重な古文書をひもといているような気がする。


よく、5年はやく生まれてたら、とか、5年くらい前に知ってたら、とか思うんだけど。
このログを読むかぎりやっぱり5年じゃきかないことがわかる。

出てくるひとたちの中には、今やスターになったひとがたくさんいる。あこがれる。
彼らとコンテンポラリーなひとになりたかった。


2000年のわたしは

それなりに受験生らしく勉強し
塾での片思いを酸っぱいおつきあいに成就させ、
長過ぎる制服のスカートを折り曲げて高校デビューをひそかに狙い、
友達とかぶらないようにスニーカーとリュックを選び、
アルトサックスからバリトンサックスへの転向にも慣れて、
よくわからないままはじめてのおつきあいが終わった。


・・・遠すぎる(笑)




少しずつでもいいから早寝をこころがけよう。

おやすみなさい♪
雨と雪 day2
2009年 11月 24日 (火) 03:45 | 編集
9時半まで寝ていた。あまりの熟睡っぷりに、放置してくれていたのだった。

顔を洗った鏡の中に、答えがあった。
まさにそのとき、
自分がいかに健康的な眠りを得たか、普段の眠りがいかに粗悪か、思い知った。

飲み会で午前様だったという従兄もすでに起きていた。
朝の光に食卓の湯気が光っている。
里芋となめこのお味噌汁をすすって、焼き鮭をつつく。


従兄が「雪みにいくか?」というので、祖母と叔母も一緒に車で出かける。

「叔母ちゃんの車、もうスタッドレスにかえてるよね」
「先週変えたから大丈夫」

この会話を聞いても、私はいまいちピンときていなかった。


国道から峠道に入る。小雨が降り出した。
少しずつ、道の脇に溶けた雪が現れて、上るにつれて、景色は白くなってきた。
本当に、雪があるのだ。

家を出てたった30分で、まっしろな中にぽんと立っているスキー場に着いた。
従兄はここで、土日だけスキーの先生をしている。
今シーズンのオープンは来週で、まだ営業していなかったけど、
スタッフのひとが従兄にいいよって言ってくれたので
ゲレンデの入り口を開けてもらえた。

従兄はゲレンデの斜面を眺め、足下の雪を軽く握って、
こりゃ、来週のオープンはまだ無理だな、と言った。

みぞれまじりの雨が降っていて、傘をさしながら、写真を撮った。
しゃがんで触ったら、手の形にしゃくしゃく溶けた。


帰り道に、母方のおじいちゃんちにも寄ってくれた。
おばあちゃんの仏壇に手を合わせる。「いきなりで、手ぶらでごめん」


遅いお昼に、おばあちゃんはお赤飯をふかしてくれる。
うちのは、小豆じゃなくて、金時豆とかうぐいす豆が入ってて、おいしいから好き。

おじいちゃんとラグビー早慶戦を見ながら座布団でころころする。


ふと、机にある新聞に目がいった。
おじいちゃんがとっていたのは、岩手日報と、日経新聞だった。

はからずも、こんなところで日経を読み、今週は載ってないことが分かった。
が、先週のをひっぱりだすと、やっぱり載っている。

おじいちゃんは、ものすごくびっくりしていた。
中身よりも、名前の活字によって、喜んでもらえるような気がする。

今週でちょうど6ヶ月間、1週も休まず投稿を続けたことになる。
こんなかたちで喜んでもらえるのなら、頑張る理由が増えてしまった。


午後4時を過ぎるともう薄暗くなってくる。
また来るね、と祖父母にあいさつし、叔母と従兄に送ってもらって帰路に。

もう真っ暗な5時半、新幹線に乗り込んで窓側の席に座る。
持たせてくれた紙袋には、お赤飯や果物が入っている。
滞在中ほとんど触らなかった携帯をぱくぱく言わせながら、
きょう、この手で雪をさわったんだなー、と思うと変な感じがした。
大宮まで、爆睡。


午後9時に帰宅、実家とおばあちゃんちに電話。

お母さんと話していると、イントネーションが移ってるねと指摘される。



たった一日、
健康的な食事と睡眠をとり、血のつながりのある人たちとゆったり過ごしただけで
移動はくたびれたものの、なんかすさまじく元気になった。


今朝、固く決意したのだ、早く寝て健康な子になるって

けど、3時半過ぎちゃった・・・

いやでも本当に、本当に、わたしは悟ったんだー! あしたは寝る!!!
雨と雪 day1
2009年 11月 24日 (火) 03:28 | 編集
早起きして自由が丘へ。朝10時から髪を切る。
ボブ地獄からの脱出をはかっているところなので、すいて、毛先を切るだけ。

「シャンプーの最後につかうアロマオイルはどれにしますか」
「ローズウッドで!」

ひとにシャンプーしてもらうの好き。ローズウッドが好き。


ポパカメに現像と焼き増しの注文をして、妹とランチ。

向かいの席でパスタを食べる妹に

「お姉ちゃんの顔、おもしろすぎる!」

と爆笑されるわたしって何なの。 


焼き増し写真を受け取って、はらドーナッツを買い、妹と別れて東京駅へ。

新幹線には、念のためマスクをして乗車。爆睡。
仙台を過ぎたあたりで起きて、30分だけ、レンガのような本を読む。


ホームに降りたら、空気が冬だった。すっかり日が暮れていた。
従兄がちっちゃいビートで迎えにきてくれる。


祖父母は顔色もよくて、元気そうだった!
とくにおじいちゃんの病気は心配だったけど、夏よりも大丈夫そうだった。
おばあちゃんは、叔母といっしょにご飯を作って待っててくれた。

午後6時半、晩ご飯。おいしすぎる。
九州場所の相撲中継を見る。

8時前に、盛岡から叔父一家が来る。従妹たちとケーキを食べる。


わたしのイントネーションが、徐々にあやしくなる。
会社のせいで関西っぽさのある博多弁に東北弁が乗っかると、もう何人か分からない。

「おじいちゃん、くたびれねがった?」

座布団でころころしていると、眠たくなってくる。
夜、日付が変わる前に「ねむくなる」ということに驚く。


お風呂ではおばあちゃんのシャンプーを借りた。メリットだった。


眠かったものの、叔母とお茶を飲みながらいろいろと話し込んだ。

「結婚は、したほうがいいよ」

しなかった叔母の言葉はリアリティがある・・・。


そして2時を過ぎ、眠くて、ほんとうに、ばったりと、寝てしまった。
空中くもりガラスの、罠
2009年 11月 22日 (日) 03:04 | 編集
これはさっきの日記のつづきでもあるんだけれども。


新宿でコートの買い物が空振りに終わり、
渋谷駅のみどりの窓口で新幹線の切符を買った帰り、
駅前の日高屋でご飯をたべた。
ひとりだからカウンター席だったんだけど、ここのは厳密に言うとテーブルになってて、
磨りガラスのついたての向こうにも人が座る。

ついたてといっても、高さ20センチくらいまでは何もなく、すかすかしてて、
どっちからも取れるように、調味料入れとかが置いてある。
つまり、向かい側に座るひとの顔だけが磨りガラスで見えないようになっていて、
手元や料理はふつうに見えているのだ。

今日気づいたんだけど、
こういうついたての場合、顔は絶対に見えない分、
おそらく安心して向かい側の「手元」を観察できてしまうのではないだろうか。

偶然だけど、きょう行ったカフェでも似たような席にいて
それは、真ん中で仕切られた大きくて長いテーブルを
ぐるりと囲むようにたくさんの人が座る席だったんだけど

その仕切りは、大きな花瓶であったり、キャンドルであったり、
素敵なものでゆったりと空間を分けているだけなので、視界は遮らない。
だから、もちろん反対側のひとのことをじろじろ見たりはしないのだ。


これに対して日高屋の「空中くもりガラス」だと、
見るつもりはなくても、真向かいの手元に目がいってしまい、
向かいのお兄さんが生ビールと餃子を注文して「不毛地帯」の文庫を読んでる
ということが分かってしまうのだ。


もしかしたら、顔が見えない分、一体どんな人なんだ、と
余計に想像をかきたてられるのかもしれない。


食べ終わって、上着を着て帽子をかぶり、伝票をつかんでレジに立つ。
支払って出口のほうを向きかけたとき、
その「向かいの席」の人が、わたしのことをチラっと見ていたらしく、目があった。


薄い胸で茶色の石と真珠が半々の変なネックレスをしてときどき鼻水をすすりながら
五目あんかけラーメン+半熟卵(キャンペーンにつき無料)を食べる女ってどんな奴だよ


って思われていたんだとおもいます、多分。




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左がスモーキークオーツ、右が淡水パール。ニットはユニクロじゃい。。
ポケットに魚の骨を
2009年 11月 22日 (日) 02:46 | 編集
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自転車が溶けてしまう  近所で、実はけっこう暗くなっていた時間。
Fuji KLASSE S / AGFA Vista 400


渋谷でJみーとお茶をする。素敵カフェにつれてってもらう。
雰囲気がよくて、食べたもの全部おいしくて、なんか、3時間くらいしゃべっていた。
居酒屋のような腰の据えっぷりであった。
まあ、ポットで出てきた紅茶、400mlの線まで入ってたから、いいよね?笑


わたしは行動時間の重心が遅めなので、6時を過ぎていたけど新宿に出た。
明日おばあちゃんちに行くことになったので、
あったかいアウターがひつようだったのだ。

新宿のお店は夜深くまでやっているからわたしのようなひとには都合がよい。
最終ラインは、ルミネ閉店の22時だ。

7時くらいについて、ミロード、ルミネ1、ルミネ2、ルミネエストを丹念にまわった。
これらの駅ビルは、新宿駅にぐるりと取り付くようにたっている。
どうやっても真ん中に巨大な駅があるから、近道とかが、たぶんないような気がする。
7センチヒールで、ビルからビルへ、フロアからフロアへ、ひとりもくもくと歩き続けた。
天神地下街を端から端まで往復してソラリア全部みて大名まで足を延ばした感じで歩いた。

お店のお姉さんとたくさん話して、たくさん試着をした。
気づけば、3時間近くたっていた。閉店も迫った時間、全部を振り返って、狙いを定めた。
ルミネ1のSHIPSで試着をしたグレーのやつにしよう!
お姉さんは、今日入ってきたばかりだと言っていた。着心地も、やっぱりあれがよかった!
21:45、ルミネエストから移動を始める。


閉店5分前にお店につくと、さっき試着したときに話したお姉さんが、
まさにそのコートを手に、レジでごそごそ何かやっているではないか。
もしや、誰かのお取り置きになってしまったのか?

「実は・・・縫い込みの甘い箇所が見つかったので
 店頭から引き上げるよう本部から指示があったんです、
 だから今日はもう、お売りすることができないんです・・・」

これはつまり、今日はコート買うな、ってことだったんですね。。

お姉さんは平謝りしてくれたけど、
わたしはなんかおもしろかったので、いいやと思いました。

ウインドウショッピングに3時間かけて、本当に何も買わず、手ぶらで新宿を出ました。

とりあえず、問題が解決して再入荷したら連絡をくれるそうです。笑



※参考1 きょうのドコモiチャネルの占い

おひつじ座:1位 全体運★★★★★

「間違いのない判断を下せます。
 確実に目的を達成することもできるハズ。
 自信を持って進みましょう。」


※参考2 あしたのおばあちゃんち近辺(岩手内陸)の天気

最高気温:6℃
最低気温:-2℃
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