春には雨を 和尚には沢庵を ハルサメアン
春雨庵
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キーボードをひとつずつ持ち上げてる小人に
2010年 04月 09日 (金) 01:51 | 編集
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飯田橋の交差点には、鯨がいました。



ど、どきどきする。
書けなくなるんじゃないかと。

ブログってどうせ、「聞いて聞いて」がメインなわけです。

東京の会社ではwebで調べものをすることが結構多かったのだけど、

わりとつづいてたブログが、「ついったー始めました」ってエントリの後、
更新が激減して、そのうち野ざらしになってゆく、、
というのをいくつか見かけていたんです。


わたし自身も、たとえば今日は
天神の交差点に耳かき(ふわふわ付き)が落ちていたことなどは、
もうついったーに書いてしまったのね。

ただ、わたしには文章欲というのがたぶんあって、
キーボードたたいてるだけでエンドルフィン出てるぜっていう
気持ち悪い体質なので、たぶん、書かなくなることはないんだと思う。


自分については、文章欲の他にも、写真とかもあるんだけど、
そういうブログ向きの理由がなければ、たいていの人にとってはもう、
「きょうのできごと」は、夜ひとつの文章にまとめるものではなくなってきているのかも。





会社を出てお父さんに電話すると、
今日はルネット(大学近くの施設)で打ち合わせがあったらしく、
その会合(デザイン系)に出る人特権で大学の駐車場に車を置いてたので、
とてもひさしぶりに大橋で電車を降りて、大学へ行ったのでした。

夜になるすこし前の、正門近くの交差点。
高いけやきの枝と、コスモ石油とampmのあかりの感じ、全然変わってないなあ。
でももう、同級生の子たちは大学院も卒業しちゃったんだねえ。


平日にどうやって、とは思うけど、研究室のKタムラ先生のところには
いっぺん行きたいなあとか思っています。

野村萬斎の「国盗人」や「マクベス」、「上海バンスキング」とか、
東京で、卒研や授業がらみの舞台をけっこう観られてよかったな。



春の夜に、正門の奥の木立を風がふあんって吹き抜けるかんじ、

ぱりぱりスーツにポーターのA4バッグで、多次元のホールに居て
繰り広げられるサークルガイダンスに目を回してた入学式の日を
なんとなーく思い出したりもしますが、それってなんとなんと6年も、前。
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酒飲みは、こうして作られた
2010年 04月 04日 (日) 23:28 | 編集
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何回、ここの座敷で飲んだでしょうか

行きつけ、という表現は、ちょっとした誇らしさとともに。

そう、初めての一人暮らしでわけもわからず住み着いた街に
大好きな飲み屋さんを持てたことは、すんごいしあわせでした!


鷹番ゴールデン酒場(食べログ)



学芸大学駅の東口を出て、商店街をちょっと進んで左に折れるとあるお店。

すんごい安いくせに、しっかりおいしい串&おつまみと、
若々しくて、明るくて気持ちいい接客が素敵な焼き鳥屋さんです。

ひどいとき、夏頃は毎週だったし、だいたい月に2回は行ってました。


学芸大学に来てくれた子は、だいたいわたしのせいでここに連れていかれてました。
だから、このお店の思い出は、
東京でわたしと仲良くしてくれた人たちとの思い出にもなるのです。


1年前、大学の友達と、就活で上京してたM1&4年生の子たちと飲んだり、
後輩と8時間飲んだり、歌誌で一緒のお姉さんとイブを過ごしたりしました。


初めて来るだいたいの人が「ピーチー巻きって何?」って聞くので
「ピーマンとチーズを豚肉で巻いたやつだよ」と答えるわたし。


やっぱり、決まった相手と、サシで飲むことが多いお店でした。
1合350円で激安の日本酒「富久娘」を、何合も何合も開けました。
つぶしたかったんです。そして何かに勝ちたかった。

ふくふく笑ってお銚子をかたむけ、
茶碗蒸しをすすり、黒糖そらまめをかじりながら、いろんなことを思いましたよ。
結局まっすぐ歩けなくなってたのは、じぶんでした。

酒飲めば何とかなると思ってたんですかね、わたし。笑


おかげさまをもちまして、わたしはものすごーくお酒に強くなりました!


引っ越し前日も、鍋を取りにきてくれた友達と、ここで飲んでしまった。


その日、お店を出るときに見送ってくれたお兄さんに

「わたしここが本当に好きで、何回も来てたんですけど、
 明日で引っ越しちゃうんです 今までお世話になりました」

と告げて、じぶんなりに、しっかりお別れをする。

お兄さんは爽やかでいい人だった。その上、かっこよかった。





さて蛇足ではありますが、
もちろんこのお店のせいだけじゃないんだけど、

年明けてからの激務+暴飲暴食の結果、お正月に実家で測ったよりも


2キロ太った



ことを謹んでご報告申し上げます・・・



いやほんとこのお店のせいじゃないけどね、
ここ数年、ほとんど体重かわってなかったから、
一人暮らしでも、たかをくくって体重計買わなかった。

実家に戻ってびっくりですよ・・・3ヶ月で2キロて。


まーあれだけ飲んでたら、そりゃあね。。。
ゆくらかにチェロキー
2010年 04月 04日 (日) 23:24 | 編集

プレートのごはん 玄米とニラのまんじゅうとか、ひじきとか。


東京カテゴリでまだ書き残したことが。


わたしは東横線の学芸大学に住んでいました

3月、今ふりかえると、あり得ないほど過密な毎日で、
真夜中に帰ってきては商店街でハイカロリーな晩ご飯を食べたり
ふらりと立ち寄ったローソンでエクレアにむらむらしてしまったり
それはもう、ひどい食生活に浸りきっていた。


で、写真展開催の前日、会場のギャラリーに寄ったあと
ギャラリーと同じ通りに、6月に一度だけ行ったことのあるお店があるのを思い出し、
家でさっさと作業をはじめるためにも、
夕飯は済ませてしまおうと思って、久々にふらりと入ってみたのです。

それが、チェロキー、というお店です。

結果的に、その日以来引っ越すまで、かなりお世話になりました。
へろへろで電車を降りて夜中の12時半にお店に入っても、受け入れてもらえたのでした。


ドアをあけると、しゅんしゅんとなつかしいにおい。
エアコンではなくて、石油ストーブであったまっているからです。

カウンターしかない小さなお店で、
ユキさんという、わたしのお母さんくらいのひとがやっています。
たまに、そのお母様もカウンターにいらっしゃる。


奥の小さなスクリーンに流れているのは、
モータウン25周年コンサートの、若々しいマイケルや、
しっとりと歌い上げるジョイスのライブ。おそらく、VHS。


オーガニックな献立。しっかりした味わいと、安心感。
マクロビなんですか?と訪ねると、一応ね、と答えが帰ってきた。
真夜中でも1プレートのご飯が食べられるのだけど、
本当においしくて、体にいいってことが、細胞に染み入るように分かるのです。

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箸置きの落花生をむいて食べるころに、
デザートの林檎の蒸し煮と、お茶を出してもらえます。
調子にのって、ビールやアップルシナモン酒を飲んだこともありました。

アップルシナモン酒のソーダ割りを頼むと、ユキさんは表に出て、
ミントの鉢植えから葉っぱを1枚摘み取って、グラスに浮かべてくれた。



写真展のフライヤーを置かせてもらえないかお願いすると、快く置かせてくれた。

ユキさんは、かなちゃん、と呼んでくれたので
お店ではなんとなく、かなちゃん、だった。

「写真やってるのよ、ほら」と、常連さんにフライヤーを示すユキさん。

フライヤーの写真は、
メンバーの子&彼女が愛用するミノルタの古いカメラだったのだけど、
常連のおじさんは、一発で、その機種名を言い当てた。す、すげええ。


すぐそこだということで、ユキさんだけじゃなくて、常連さんも何人か来てくれたみたい。
うれしかった。



モータウン25周年のコンサート映像は、何日か連続でかかっていた。

「このころが、一番よかったよねえ」
「マイケルが、可愛い」

おのおののグラスをかたむけて、ゆったりくつろぐお客さんたち。


「上海バンスキング」を1日違いで観ていた、親の世代のお姉さんともお話ししました。
吉田日出子が、何回噛んじゃったか、、、とか。



いくら遅くまでやっていても、終電だと1時だから無理だったし、
タクシー帰宅の日とかもあったから、毎日は行けなかったけど。

4日連続で通った次の日、明らかに体が軽くて、体調がいいのを感じた。

写真展の友達でマクロビ経験者のお姉さんに聞いたら

「Tるちゃんみたいな生活してる子には、てきめんだと思うよ」

って、言ってた。笑


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お店の外には、猫たちが常駐しています


ちょっと通っただけで常連を気取るつもりはないのだけど・・・
すさみまくった日々に訪れたあったかい食卓は、ほんとうに、ありがたかった。

チェロキーでご飯を食べた後に、牛乳とかを買うためにローソンに寄っても、
エクレアに欲情することは、もうなかった。笑


健康なごはんも、写真展のことも、もろもろの感謝を込めて書いてみたのでした。


またご飯たべに行けたらいいな。
光の庭
2010年 04月 01日 (木) 02:09 | 編集
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こころを透かすように


いちおう「雑記」カテゴリは時期によって区分けをしている。
今これをかいているのは他でもない福岡の実家なのだけど
この記事で東京カテゴリをおしまいにしよう。



最後まで飲んでいた私であった。

金 西麻布
土 六本木
日 学芸大学
月 飯田橋


【金曜、送別され会】

最後の日は会社で資料をまとめたりしていた。
わたしは人に関する調べものを山のようにこなした。
それが、4月に出る広告になる。よかったね。

うちの会社は、出て行くひとに優しい。
いわゆる「寄せ書き」を、普通にはやらない。
毎回、工夫と愛がこもっている。

一次会から大泣きしてしまう。

戻ってきたらいいやんって、言ってもらう。

コピーライター全員に、手紙を書いたので、わたす。

二次会、三次会を経て、最後は会社にもどってフロアで5時半まで飲んだ。
10時間のみつづけたことになる。



【終わらない引っ越しはない】

7時から2時間だけ寝るつもりが。。。
引っ越し屋さんが来る、1時間半前におきる。
その少しあと、会社のマネジメントのお姉さんが手伝いに来てくれる。

来てくれんかったら、ぜったい終わらんやったわ。。。

段ボールにつめ終わらないまま、引っ越し屋さんが来て、
なかば呆れられつつ、物を拾っては箱に投げ込み、終わったものから運び出してもらう。

部屋はなんとか空っぽになり、お姉さんと床にぺたんと座って、
お弁当を食べながらぼんやりおしゃべりをする。


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さいごのベランダ写真 くもり

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空っぽになりました





土曜に、思いがけないメールを受け取った。
知らないアドレスで、顔は分からないけれど知っている、年上の女の人だった。
一生懸命かんがえて、できるだけ真摯な気持ちで、返事をした。

それにもらった返事を読んで、胸を打たれて泣いてしまう。
そのひとのことが一発で好きになってしまった。
わたしはどうすればよかったのか。





次の日は、九段にある所属会社の事務所に用事があったので
部屋を出た後は、飯田橋のホテルに泊まった。

会社に戻るお姉さんと別れたとき、プレゼントをもらっていた。
(本当に、いろんな人にたくさんのものをいただきました。ありがとうございます)

チェックインしたホテルの部屋で包みをあけて、大泣き。
別れるのが寂しいのはもちろんだけど、お姉さんの思いやりの深さは本当に規格外だった。
わたしのことをよく分かってくれてたんだなあっていうことが、
贈り物のセレクトで分かってしまう。


3時、傾いた月の光が、射るように部屋に差し込む。
そのまぶしさは本当に異様なほどで、白い枕に手をかざすと、くっきりと濃い影が落ちた。


さいごまでさいごまでさいごまで、本当によく話した。尽きなかった。
地下鉄の入り口で「また来ますから」って、あっさり別れる。

本当に一生懸命がんばって、そして、少しくたびれた。

それにしても、
ああ、どうして気づいてくれなかったの。





麻布十番から、キャリーを引きずって鳥居坂をのぼる。
飛行機に乗る前に、前好きだった人のお母さんに会えた。
6月に一度おうちにお邪魔してから渡そうと思っていた、
わたしが大学で作った映像作品を集めたDVDを持っていった。
曲をつくってもらったり、ノイズ消してもらったり、効果音つけてもらったり、
はなはだしく迷惑をかけた記録なのだった。。

お勤め先は、古くて立派な日本庭園のある場所だった。
大きな池を囲んでどっしり立つ木々に、午後の光があたる。
木立の向こうににょっきり見える東京タワー。
うっとりと桜の枝を眺め、ここに来れてよかった、感謝を伝えられてよかった、と思う。





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メールの送信履歴は、同じ人のは上書きされて、直近30人分が残る。
飛行機に乗る前に携帯を見ると、その30人の中で一番古い記録はわずか1週間前だった。

ほんとうにたくさんの人と、ずっと連絡をとりあっていた。

空港に降り立つと、急に、
わずか2時間弱のフライトで、みんなの視界から消えてしまったんだ
と思ってかなしくなり、手荷物が巡っていく回転台の前でめそめそする。


それでも、視界から消えて忘れられちゃうんだ、とか勝手にいじける前に、
どれだけ優しくしてもらったのか、どれだけ楽しい時間をともに過ごせたのか、
その一人ひとりに対して、わたしが心に刻んでずっと覚えていようと思った。


本当に、ありがとう。また来るけん♪
春のやどかり/崖っぷちハウジング
2010年 03月 29日 (月) 07:06 | 編集
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これから手伝わされる、かわいそうな妹。


いろんな人と会ったり飲んだり、ものをあげたりもらったりしています。

きのうは大学の子たちと六本木で飲みました。
最終的にわたし含めて5人で雑魚寝。
男子ふたりが布団にならび、
おんなのこ3人は、ベッドにオイルサーディンのように横たわる。


ええと、今7時現在、荷造り、おわってません。。。

正直にこくはくすると、さっき、寸胴鍋をとりにきてくれたゆまちゃんと、
ちょっと、行きつけで、飲んでました。

引っ越し屋さんは、午後にくるのですが。

うんめいや、いかに。


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てきとうな姉を尻目に、かいがいしく箱を組み立てはじめる、かわいそうな(略)

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会社のカレンダー、気に入っていました。

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たくさん、飲んだんです。

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じゃがいもの芽が、天を目指して10センチ以上のびていた。



ああ、考えるから箱に仕舞えないんだ。
ぜんぶひっくりかえしてしまいたい。
とっとくか捨てるか考えるの超苦手。

そして、このまま実家で箱をあけてカオスになるのが目に見えている。
あああ、引っ越し、なめてた。


いまから2時間だけ寝ようかな・・・


〈「海にでも沈めなさいよそんなもの魚がお家にすればいいのよ」 穂村弘〉

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