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「3月のライオン」3巻のおどろくべき効能について
2009年 08月 26日 (水) 03:07 | 編集
march03.jpg

待ってました 「3月のライオン」羽海野チカ 3巻


大人気を博した「ハチミツとクローバー」の作者が、現在連載中の作品。
高校生のプロ棋士と、彼を取り巻く様々な人々のあたたかい、真摯な物語です。


これ、ハチクロを上回る名作になってしまうかもしれない・・・!
既刊はまだ3巻までです、追いつくなら、まだ間に合います!(というおすすめを先に。)



内容についていくつか触れるつもりなのですが、
ネタバレと関係ないことでほんとうにすごかったことを書いておくと

どの漫画の単行本でもよく見かける、作者による巻末あとがきマンガ。
この作者も、毎回たのしく制作秘話などを綴るのが恒例となっているのですが

私は今回、この、

「ウミノとゆかいななかまたち」で、号泣。


その理由はもちろん本編を読み終えたときのたまらない高揚感にもあるのですが、

自分の中にもあるんだろうなーと思ってみたり、
それで皿を洗いながら泣き続けていたのでした。


*

事細かには触れないけど、とにかく3巻の中で一番凄い!と感じたところ。

お正月の川本家のシーン。(重要な役を担う3姉妹、あかり・ヒナ・モモの家)
あかりとヒナが工夫をこらして詰めた、おせち料理の見事な重箱を前に、
2人は重箱を埋めたときの
「やりとげた!」「わぁっっ☆」という気持ちについて、嬉しそうに語る。


それを受けて、姉妹の叔母・美咲とあかりが語るセリフを引用。


たしかにっ!「達成感」って毎日を生きていく上ですっごい重要なエネルギーよね
わかってる わかってはいるんだけどねーっ

ねーっっ 
「達成感」と「めんどくささ」はもれなくセットになってるのがねー



これは、ものすごい「ほんとうのこと」だ、と思った。

ハチクロでは、こういう誰もが共感しうる真理は、
もっと「決めて」描かれてきたような気がする。

ところが、この作品では、作者が得意とするラストページのモノローグではなく
おせち作りなんていう何気ないシーンの中で、ぽろりと言わせてしまっていることが凄い!

とおもいます。


*


あとがきマンガで登場する羽海野さんの「ネガティブエンジン」の威力は、
マンガをつくることにどれだけ心血を注いでいるかの現れだ。

作品の内容がすばらしかったからこそ、
その強い気持ち、だからこそ不安になってしまう気持ちの告白(ギャグをまじえつつ)が、
ぐっさり胸にささったのでした。少なくともわたしにとっては。


じゃんじゃん皿を洗いながら、みっともなく泣き続けながら、
いつまで粘土をこねているつもり? と、ふけゆく夜。



そういえば、
島田八段は、途中まで「絶対、佐々木蔵之介がモデルや!」と思って読んでいたのだけど
後藤九段との死闘の後、形相が激変していたので・・・違うのかも。笑
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