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spring dust #2
2010年 03月 18日 (木) 04:36 | 編集
春は、空気がうごく。


たとえば、
自分の部屋で、カフェで、ひとりで過ごしているときに地震がある。
かたかた揺れるカップ、波打つ紅茶。わりと大きな揺れだ。
ひとりで地震にあうと、この同じ揺れを感じたであろう誰かに
「地震だ」ってメール送って、共有したくなる。

わたしは妹に、送りました。



日曜日の夜、部屋をいったん片付けて、
テーブルを動かしてプリンタに寄せて、マックをつなぎ
写真の束やアルバムを広げて作業をはじめた。
(そのときは、まさか徹夜しようとは。。)

あんまり寒くなかったから部屋の窓をあけて、ちょっとだけ風を入れた。
寒くなくなるって、いいなあ。春の夜気って、好きだ。

展示は、引き延ばした写真と、アルバム。
ポパカメでプリントが仕上がったのは日曜の19時だった。何もかもが出来ていなかった。

写真を貼ったパネルにスチールの定規を当てて、
慎重にカッターの刃を入れながら、 ああ、誰か来るかもな、と思った。


さっきまで駅前でご飯を食べていたのだ。
うちの場所は、分かりやすい。わたしはやかんにお湯を沸かす。




月曜、会社のライブラリに積まれた週末の新聞の山を触る。
もう日曜の日経は、読んだあとがあった。




今日になって、
ここも読まれて、歌までばれてしまったと分かった。
長い間ずっと秘匿してきたものがいっぺんに白日のもとにさらされて、
やっぱり多少はショックというか、いきなり毛布をはぎ取られた心地。それはきつい。


午前3時、テーブルの椅子に体操座りをして、頑として動かない。
わたしには、ふたりで住んでる人の寂しさは共有できないし、共感したくない。
その言い方は自分だって身に覚えがなくはないけど、その手のもやもやは、
別名をつけたりするのは意味がなくって、非常にたちがわるい。


ふだんはもっとおおらかで気にしない、でも
今のわたしにとってはそういうのが一番いやだ。


わたしだって欲しいものはあるけど、それは然るべき人からもらいたい。



春は、空気がうごく。

強い風に吹き上げられて居なくなる、春の埃とはわたしのことである。
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