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砂に埋まって首だけ出して大統領は就任演説を行う
2010年 12月 19日 (日) 02:51 | 編集
IMG_5988.jpg
あーいいよいいよもう何もせんでいーよもう Canon Powershot G7


半年くらい前、うんと南の町にモニターツアーで行ったときに撮った。
これでいろいろ見て話を聞いたから、特集の企画を作れたよー。
今週の頭、取材に行ってきました。
モニターツアーで会えた人たちにもまた会えてよかった。
片道4時間かかったけど、すごくいいところです。





ばつばつ、ばつばつ、という雨の音を聴きながら
わたしは熱い砂に埋まっていました。


砂蒸し風呂の最終受付は20時40分で、
ご飯を食べたあと、いそいで行ったのです。
そのモニターツアーでも経験があるから驚かなかったけど
当たり前に、浴衣の下なんにも着てなくて、
お兄さんだろうがおばさんだろうが、係の人に埋めてもらうのよ。


翌日の取材撮影時にも改めて思ったんだけど
いわゆる「砂蒸し」のイメージって、
昼間のあかるい海岸で、カラフルなパラソルのもと
浴衣のおねえさんがさわやかな笑顔でにこにこ埋まっているやつですよね。


そんな絵、撮れねえんだよ!


モデルさんを仕込まない限りあれは無理だ。
あと、場所にもよるんだけど、汐の満ち干の関係もあって
いつでも波打ち際で砂蒸しができるとは限らない。

そして、「昼間」であることがいろいろと重要なのでは、
とこの夜なんだか痛感することになったのです。

いわゆる公共の宿に泊まっていたのですが、
砂蒸しの場所も、その性格上、外の砂浜とくっついていて、
白熱灯がぼんやりとテントの中を照らしています。

さらに、その夜は大雨。
鉄パイプとテントで作られた屋根が、
砂に埋まる人をかろうじて雨水から守ってくれるものの、
聞こえるのは圧倒的に、潮騒よりも雨音。


ばつばつ、ばつばつ。

熱いです。

こんな夜に、埋まっているのは私ひとりです。


だんだんと熱さにむずむずしてきて、
時計を見ると15分くらいはたっています。

10分くらいが目安です、と言われたけれど

「あの」

とか、言いきらんし…。

お兄さんは、椅子に腰掛けて、下を向いている。
まさか、寝て、ないよね。


ばつばつ、ばつばつ。


この地へ、わたしは「美と健康」をテーマにした記事のためにやってきた。
砂蒸しだって、もちろんデトックスやら何やらで、翌日に別途取材の予定がある。


美と健康。


ときどき雨漏りを額に受けながら、
熱いのを我慢して暗い砂に埋まって、
部屋に戻ったら、別の原稿でボツをくらったものを、
ライターさんにリライトのお願いをしなければなりません。

うう。

わたしは今、もっとも美と健康から遠いところにいる…。





もちろん無事に出られて(18分後くらい)、
その場でぐびぐびと水を飲み、温泉に入って部屋に戻った訳ですが、
なんだかどろーんとくたびれてしまった。
翌朝も、ちゃんと寝たのに、くたびれていた。

やはり、寝不足(前日1時間しか寝てなかった)と、
ご飯の後であること、あと単純に活動しまくった日の夜であること。

すべてが自分のせいではありますが、
これらのシチュエーションで砂に埋まることは
あんまりおすすめできない、と分かりました。


あかるい昼間に体験したときは、とてもよかったよ!

砂蒸しは、すばらしい。
調子がよいときに適度な時間埋まると、
出たあとシャワーで砂を洗い流しながら、
明らかに体がすきっと軽くなっているのを感じるよ!

南へ行ったらぜひ埋まるがよろしいぞ。


夜は、卒倒しそうな程のダジャレ柄(きゅうかむら、のQ)の浴衣を着て、
全身Qにまみれて、遠い潮騒を聴きながら眠りました。


ええもう本当、Qだらけですよ人生。
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