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night flight/夜航奇譚
2008年 12月 12日 (金) 22:09 | 編集
つまりそれは

どっちからも登れない山

飛行機のような圧倒


重厚な機体は暗闇を押し分けて

光の道に導かれ

悠然と進む 決然と飛び立つ


シートベルトのサイン

キャビンアテンダントの衣擦れ

ブランケットの功罪



早めのチェックインで張り切って押さえた窓際
眼下の夜景を眺めても
使い古された修辞しか思い浮かばない
まあいいやと思う
いつか閃く日も来るでしょう


ビーズの灯台 金の糸
遠ざかるビロードの海に
ただただ ばかみたいに見惚れる
なにものでもないわたし

いろんな骨を掘り起こし
組み上げては また崩し
意識は夜の上を飛んでゆく
やさしい眠りの国で
女王はさらりと受け流す
彼女は適当だから
でもそれが優しさ


どの道も閉ざされた山を
その頂のまぶしい白雪を

紙コップのコーヒーをすすりながら
ただゆったり眺める
穏やかに暮らす



あなたはどこへ?
そう問われたら
わたしが行かない方へ
と答えるわたし
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